【1995年】ISO9002認証を取得

不況下でも攻め続ける経営姿勢、研究開発型企業へ

 1995年は、経済構造転換がもたらす円高と株価下落に金融不安が重なって、不況が一段と深刻化してきた。
こうした大きな変動期には、社員一人ひとりの能力、才能、努力をムダにしない仕組みで、一流の仕事を一流のやり方で明るく遂行しようと、高い数値の短期経営計画を提示する。
6月にホログラム月産 100万個体制を確立、7月には3軸ナノマシンで自由曲面マイクロレンズを完成、これをインターオプトに出展してPRに努めた。
 1996年5月、北川外三郎会長が代表取締役を辞任、佐野泰正監査役も退任、代わって横井賢二取締役と佐野忠正監査役を新任している。
この年に東京大学機械工学部と松井製作所、当社の3者による「金型温度制御法」の共同研究がスタートした。紫外線レーザー光による高精度光学素子作成装置の開発にも成功している。
 なお5年間でコストを半減させる当社独自の新経営システム「ナルックス ニュープロダクション システム」を発表、その名称を社内公募し、花岡昭夫大阪工場製造課長の「NAPS」を採用した。
 1997年1月に、光学とナノテクノロジーで世界に認められる研究開発型企業を目指す新たな経営理念として「光の未来を創造する」を設定、翌年3月に大阪工場が、設計以後の品質保証システムに関する国際標準規格「ISO9002」の認証を取得する。この年にRIBEを導入、回析格子の量産を開始した。
また、「光情報伝達モジュールに用いる微小3次元構造の創製技術研究」および「テラ光情報基盤技術開発」で大阪府地域集結型共同研究事業に参加した。
 北川清一郎社長は「光とナノテクノロジーの徹底した追求とは、超精密加工の精度を限りなく高めることで、この技術によって得た独自製品は必ず量産化するのが課題」と語っている。

※2000年版でISO 9001に統合され、9002は廃止となっている

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