【2021年】Nalux Tradings (Thailand) Co., Ltd.(NTH)を設立
タイ拠点を活用した現地調達モデルの構築
自動車ヘッドライトのLED化によりレンズをガラスからプラスチックへ移行するという背景があったことから、スタンレー電気との取引を2013年に開始した。スタンレー電気の取締役より当時社長であった永野様をご紹介いただき、Thai Stanley(THS)を訪問したことがきっかけであった。
2015年にTHSからLEDヘッドランプ用レンズの引き合いを受け、2016年に量産がスタートした。新たに4点の量産品の受注ができ、売上金額が徐々に増加する一方で、量産製品の生産場所が野洲事業所だったため、THSまで船便で納入していたが、取引量の増加に応じて度重なる納期変更や船便の遅れなどあり、デリバリーは徐々に混乱してきた。
2018年、THSのサプライヤーミーティングに初参加した際、THSより「タイ現地調達推進」の方針が発表され、タイでの現地生産の必要性を強く認識した。しかし、この時期は野洲事業所のNW棟の拡張工事を行い、生産キャパ拡大に向けた大きな投資をしたため、タイで新しく工場を設立するタイミングではないと考えた。

物流会社であるタイ日新様のアユタヤ倉庫を見学させていただき、倉庫にはTHS向けの部品や半製品などを保管されていた。
この倉庫にNLXの製品在庫を持ち、毎日デリバリーすることでTHSへの現地調達の対応ができるのではないかと考えた。
現地調達のスキームを実現するためにはタイでの法人が必要になることがわかり、法人設立に向けて調査を開始した。タイでは外資企業(外資出資比率50%以上)はビジネスの制約があり、日本からの輸入販売を実現するためにはタイ内資企業(タイ国内企業出資比率50%以上)の法人の設立が必要であった。このタイ内資企業設立のためNLXのメインバンクであるMUFG様と物流を委託するタイ日新様に出資して頂き、2021年10月アユタヤにてNalux Tradings(Thailand) Co., Ltd.を設立した。
設立当時はCOVID-19によるパンデミックの渦中であり、渡航が困難な中、オンライン面談を通じて4名のタイ人従業員を採用し、社長にはタイ駐在経験が豊富な宮島氏を迎えて体制が整備された。




































