【1990年】社名変更と社長交替
社名「NALUX」誕生の背景と意味、人と品質を重視する企業文化の定着
1990年は、7月に創立42周年を迎えるとともにプラスチック成形事業開始30周年に当たる。
平成と変わった時代の節目でもあることから3月19日に北川化工の商号を「ナルックス株式会社(NALUX)」と変更した。
平成の「成(なる)」に、日本非球面レンズの英文名「Nippon Aspherical Lens」の頭文字「NAL」と光の照度を表す国際単位「LUX(ルックス)」を合わせたものである。
この時期、バブル経済崩壊で産業界の不況色は、一段と濃くなりつつあったが当社の業績はなお増勢を保ち、新社名の下で社内は活気を横溢させていた。
社内ではかねて、一人ひとりがものの売り方、買い方、作り方の質を高めようという、個の質を上げる「質づくり」運動を展開してきたが、この運動の結果を各部門が発表する第1回「質づくり成果報告会」を11月に開き以後毎年実施する。
1991年3月、大阪工場に近い東淀川区南江口2-4-1に技術研究所として分室を開設、その後読み取り用レンズアレイを開発する。また、オムロン協力工場協同組合理事としての長年にわたる北川外三郎社長の功績に対し、5月に京都府知事賞が授与された。
この間に平成不況が深刻化し、大手ユーザー企業も1992年度に相次いで減益となったことから、外部調達品に対する値下げ要求が一段と大幅になる。
こうした時代の変化に対応して難関に立ち向かう体制強化を図るため、5月に北川外三郎社長が代表取締役会長となり、北川清一郎が代表取締役社長に就任し、世代交代して若返りを図った。




































